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●report 第2回東京リアルエールフェスティバル - Mar 20-21, 2004

第2回東京リアルエールフェスティバルが、両国の麦酒倶楽部ポパイで3月20・21日の2日間にわたって開催された。

リアルエールフェスティバルはグッドビアクラブの主要イベントの一つで、今年で通算2回目。今回は全国14の醸造所から16のリアルエール−−ペールエール・IPA・スタウトなどおなじみのものから、ライ麦のエールや木樽熟成のバーレーワインなど普段なかなかお目にかかれないものまで−−が一堂に会した。

初日は冷たい雨が降りしきる恵まれない天気にも関わらず満員となり、開始アナウンスと同時にカウンターは注文の嵐。ボランティアスタッフはその勢いに終始圧倒されながら、フル回転でサービングを続けることになった。

中盤に差し掛かるとビールグッズのオークションが始まり、サーバーやグラス、限定モノのTシャツなどが次々と競り落とされていった。その後、アイリッシュ・ミュージックの演奏が始まると、会場はさらに盛り上がりを見せた。

今回はGBC会員以外の参加者も多く、リアルエールは初めてという人や、普段ビールにはそんなにこだわりがないけれど友達に誘われたので、という人も目立った。そこで感想を聞いてみると「炭酸がきつくない分、とても口当たりがいいですね」「これまでモルトウィスキー一辺倒だったのですが、ビールにも俄然興味が湧いてきました」「色々な味や香りがビールにあるのを知って驚きましたが、それ以上にこの雰囲気、たまたま隣合わせた人と自然に会話が生まれたりする打ち解けた雰囲気が楽しかったです」と、様々な答えが返ってきた。

売り切れるビールも出始めた終盤には1人3票で人気投票が行われ、上位3ビールの醸造所に表彰状が授与された。後日集計した結果、ベアード・ブルーイングのインペリアルスタウトが総合で1位となった。(人気投票の結果)

去年の盛況を受け、今年は3回に増やして開催したものの、それでもチケットは事前に完売し、会場はかなり混雑する結果となってしまった。

このことを踏まえて、来年はもっと多くの人に、もう少しゆったりとリアルエールを楽しんでもらうべく、既に準備が始まっている。




Wooden cask-conditioned 2003 Barleywine

サービング風景

リアルエール座談会

ブルワーズ・セッション

オークション風景

アイリッシュバンドの演奏

会場風景

会場風景

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